理念

philosophy

現在日本が抱える、少子高齢化社会、労働人口の低下による経済活動の鈍化。
途上国であるミャンマーでは、労働人口は多いもののクーデターや経済低迷により就労先が不足。
私たちは、世界的視野で日本とミャンマーをつなぎ、ミャンマーの雇用機会を創出、
貧困削減や持続可能な経済的成長、多文化共生に貢献します。

それぞれがお互いを尊重し、感謝、『ありがとう』が溢れる世界へ。
私たちにご縁をいただいたすべての人たちを笑顔に…

Live well (お互いのために一生懸命にやる)
Laugh often(楽しくやる)
Love much(愛情いっぱいにやる)

一人ひとりが、お客様、関連企業様、会社、スタッフなど、
お互いのために、愛情をもち、やるべき仕事を一生懸命きちんと行えば
感謝の気持ちがうまれ、連鎖する。
そして、その仕事は、自分自身が楽しんでやらなければ意味がない。
相手が喜ぶことが自分の喜びにもなる。自分の仕事に愛着をもち、やりがいを感じる。
笑顔のループができた時、一人ひとりが、心から社会を支え、ともに生きる幸せな未来を実現していくと信じています。

We love your smile.

私たちは、理念をシンプルにしたこちらの言葉をスローガンとし、サステナブルな社会に貢献していきます。

OUR STORY

ー起業~外国人材採用サポート事業立ち上げまでー

今日の私たちの事業は、東京・日本橋の焼鳥店から始まりました。

創業当初から私たちは「Laugh often」(楽しくやろうぜ!)の精神を大切にしています。
自分たちがツラい職場では、きっとお客様も喜んでもらえない。楽しい仕事場作りがお客様のためにもつながるという思いによるものです。

スタッフ一同で楽しい仕事場とし、お客様にも楽しい時間を過ごして笑顔でお帰りいただけるよう努めてまいりました。
料理も、自分たちが本当に美味しいと納得できるものをご提供しております。

おかげさまでお客様の笑顔で溢れるお店を創ることができ、新店舗のラーメン屋もオープンしました。

人手不足による店の危機

順調だった私たちの店ですが、2019年頃から人手不足に悩まされるようになりました。
2店舗の営業時間を調整し、ランチはラーメン屋のみ営業、ランチ閉店後に焼鳥店の開店準備をして、ディナーは焼鳥店のみ営業、実質1店舗のようなスタイルでの営業です。

営業が半分なので、当然売上も半分。にも関わらず、2店舗分の仕込や後かたずけと負担は増し、身体も心もボロボロになっていきました。

そんな時、一人の若いミャンマー人男性と出会い、彼がお店を手伝ってくれることになりました。
彼はとにかく一生懸命に主体的に仕事をしてくれました。
彼の姿勢は、私たちが大切にする価値感「Live well」(お互いのために一生懸命にやる)に通じたのです。

そんな彼の悩みはビザのことでした。いろいろと相談されて、調べたり、入国管理局に一緒に行ったり。
一生懸命仕事をしてくれる彼を、できる限りサポート。私たちはお互いを信頼するようになりました。

彼は、お店の事を兄弟や親戚、友人に話してくれて、当社の掲げるSPIRIT「Live well」に賛同したミャンマー人が、どんどんスタッフとして増えていきました。

彼のおかげで人手不足は解消でき、焼鳥店もラーメン屋も、ランチ・ディナーとも、通常営業ができるようになったのです。

お店の危機を助けてくれた彼には、本当に感謝しています。

ミャンマー人スタッフとコロナ禍

ミャンマー人スタッフ
とコロナ禍

ミャンマー人は、義理堅くて人情深くて。そして年上の人、お世話になった人を大事にする文化があります。

また、料理をつくったり、ホールで料理を運んだりといった作業を単にこなすだけではなく、私たちと同じように、おもてなしの気持ちをもって仕事に取り組んでくれています。

心からの接客はお客様にも伝わり、お店の売り上げは右肩上がり。おかげさまで大盛況です。

しかし、2020年3月ごろから世界的に感染が広がりをみせたコロナウイルスの影響により大打撃をうけました。
ミャンマー人スタッフには労働時間の短縮という形で協力してもらい、お店を維持できました。

それに対し私自身、申し訳ない気持ちで危機感が募り、彼らのために何かできることがないかを模索。
彼らが一番困っていることを支援したいという想いから、

海外就労者が一番大変なビザの申請取次をしてあげたいと考え、行政書士になることを目指しました。それから1年間、コロナ禍でお店を通常営業できないこともあり、猛勉強。2021年秋に行政書士試験を受け、資格を取得しました。

それと同じ頃、技能実習を終えたミャンマー人スタッフの仲間が実習先の寮を出なければならなくなりました。ミャンマーは、クーデターが起きて情勢が不安定なため、帰国できなく、日本で一緒に住居探しの手伝いをすることに。

しかし、外国人がルームシェアすることに多数のオーナーが難色を示し、なかなか契約できませんでした。
安心して暮らす住居を手に入れるのは、誰にとっても大切なこと。それならと、自分で宅建業をやることを決意。

ミャンマー人の住居問題をサポートするべく、さらに勉強し、2022年10月に宅建士試験に合格しました。

日本人とミャンマー人がともに生きる未来へ

日本人とミャンマー人が
ともに生きる未来へ

ミャンマー人スタッフの仲間が困っていると、一緒にサポートしているのですが、その中で1つの考えが浮かんでいました。
今、日本は少子高齢化で慢性的に人手不足の状態。この問題は、私たちの会社だけの問題ではない。

彼らを人手不足に困る企業に紹介できれば、経済が悪化し就労先が不足しているミャンマー人は仕事がみつかり、日本社会の課題も解決する。
国境を越えてマッチングし、地球人みんなでともに生きることで笑顔になれるのでは。

その想いから外国人材採用サポート事業を立ち上げるにいたりました。
ビザと住居を一括してサポートできるので、採用する方、される方双方に、より安心していただけると思っています。

日々仕事をする上で、私たちは「Love much」(愛情いっぱいにやること)を大事にしており、
受け入れていただく企業の方にも、その想いを伝えていきたいと考えています。
私たちとミャンマー人スタッフは、お互いの立場を尊重し、感謝してやってきたからこそ、絆が生まれました。

私たちは、すべての人が平等に尊重され、『ありがとう』が溢れ、笑顔が連鎖していく世界、多様性を認め、支えあいながらともに生きる社会をめざしています。
それを実現するため、レストラン事業はこれまでと変わらず真摯に、外国人材採用サポート事業は、より強い思いで取り組んでまいります。

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